Bosch(ボッシュ)のビルトイン食洗機で運転終了後も庫内底部に水がたまる、フィルター周辺の水位が高い、排水したはずなのに残水が減らないときは、まず「水滴」と「たまった水」を分けて確認してください。Bosch日本向け取扱説明書では、洗浄後に庫内壁へ水滴が残ることは凝縮乾燥の原理による正常な状態としています。一方、プログラム終了後も水が庫内に残る場合は、フィルターやその下流の詰まり、排水ポンプ、プログラム未終了などを確認するよう案内しています。
運転後に水が残るときに最初に確認する4項目
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Bosch食洗機の運転後に庫内へ水が残るときの確認手順
- 危険な異常がないか確認する床への水漏れ、焦げ臭、煙、火花、異常発熱、ブレーカー作動がある場合は、残水の原因確認より使用中止を優先します。
- 水滴か「たまった水」かを分けるBosch日本向け取扱説明書では、凝縮乾燥により洗浄後の庫内壁へ水滴が残ることは正常とされています。壁面やドア内側の細かな水滴だけなら、排水不良とは限りません。
- プログラムが終了しているか確認する同説明書では、プログラム終了後に水が残る原因として「プログラムがまだ終了していない」ことも挙げています。終了表示を確認し、途中で停止している場合は型番別手順に従います。
- 運転終了後、庫内が冷えてからフィルターを確認するフィルターシステムに食べかすや異物がたまっていないか確認します。洗浄直後は高温になっているため、十分に冷えてから作業してください。
- フィルターを取扱説明書どおりに洗浄するBoschの日本向け取扱説明書では、洗浄のたびにフィルターへ残存物がないか点検し、流水で洗浄する手順が案内されています。清掃後は矢印マークなどを合わせ、正しくロックします。
- 排水ポンプ清掃が利用者向けに案内されている機種か確認するSPI6ZDS006などでは、電源を切り、フィルターを外し、残水をスポンジで汲み出してからポンプカバーを外し、羽根車周辺の異物を除去する手順があります。必ずE-Nr.対応説明書を優先してください。
- ガラス片・骨・硬い異物に注意する排水ポンプ周辺には鋭い異物が入り込む場合があります。見えない場所へ素手で強く手を入れたり、ドライバーなどで羽根車をこじったりしません。
- 排水エラー表示を記録するSPI6ZDS006ではE61-03が水が排水されない状態、E61-02が排水ポンプ・ポンプカバー、E92-40がフィルターの汚れ・詰まりに関する表示例として掲載されています。表示は末尾まで写真に残します。
- 見える範囲で排水条件を確認するE61-03では排水ホースの詰まり・折れ曲がりや排水接続部も確認項目です。ただしビルトイン本体の背面やシンク下の施工部を確認するために、自分で本体を引き出したりホースを外したりしません。
- 清掃後も残水が続く場合は修理相談するフィルターと、説明書で認められた範囲の排水ポンプ清掃を行っても水が排出されない場合は、排水ポンプ、排水経路、制御部などの点検が必要な可能性があります。E-Nr.・FD・Z-Nr.を控えて相談してください。
「正常な水滴」と「排水不良」を切り分ける
| 状態 | Bosch公式資料で確認できる内容 | 最初に確認すること | 目安 |
|---|---|---|---|
| 洗浄後、庫内壁やドア内側に水滴がある | 凝縮乾燥の原理によるもので故障ではない場合がある | 底部に水がたまっていないか分けて確認 | 正常範囲の例 |
| プログラム終了後、底部に水がたまる | フィルターシステムまたは下流領域の詰まり | フィルター清掃、対象機種では排水ポンプ確認 | 排水確認 |
| 終了前・途中停止の状態で水がある | プログラムがまだ終了していない可能性 | 終了表示、停止理由、リセット手順 | 運転状態確認 |
| E61-03が表示され、水が排水されない | 排水ホース、排水接続部、ポンプカバーなどの確認項目 | 型番別説明書、利用者確認範囲、施工部は業者へ | 排水エラー |
| E92-40が表示される | フィルターの汚れ・詰まり | フィルターを説明書どおり清掃 | フィルター確認 |
| 残水+床への漏水・焦げ臭・電源異常 | 排水不良以外の安全上の異常を含む可能性 | 使用中止、電源・給水は公式指示に従う | 使用中止 |
洗浄後の「庫内が濡れている」だけなら故障ではない場合がある
Bosch日本向けSPI6ZDS006取扱説明書では、洗浄プロセス後に装置内部が濡れていることは故障ではないと案内されています。凝縮乾燥では、大気中の湿気が庫内の内壁で結露し、水滴となって流れ落ちるためです。
そのため、ドア内側やステンレス壁面に水滴があるだけで「排水できていない」とは判断しません。一方、プログラムが終了しているのにフィルター周辺や底部へ明らかに水がたまり続ける場合は、別の項目として排水状態を確認します。
プログラム終了後に水が残る場合は、フィルターを最優先で確認する
同取扱説明書の「機能障害」では、プログラム終了後に水が本装置内に残る原因として、フィルターシステムまたはフィルターより下流の領域が詰まっていることを挙げています。対処として、フィルターと排水ポンプの洗浄が案内されています。
フィルターへ食べかす、ラベル片、種、油汚れなどがたまっている場合は、流水で丁寧に洗い、組み直したあと確実にロックしてください。取り付けが不完全なまま使用すると、異物が排水側へ入りやすくなる可能性があります。
排水ポンプ清掃は、E-Nr.対応の説明書に手順がある場合だけ行う
SPI6ZDS006の取扱説明書では、排水ポンプを清掃する際に、電源から切り離し、バスケットとフィルターを外し、残っている水をスポンジで汲み出したうえでポンプカバーを取り外し、羽根車周辺の異物を除去する手順が掲載されています。
E61-03・E61-02・E92-40などが出る場合は表示をそのまま記録する
日本向けSPI6ZDS006取扱説明書では、E61-03が交互に点灯して水が排水されない場合、排水ホースの詰まり・折れ曲がり、排水接続部、排水ポンプカバーが確認項目として掲載されています。また、E61-02は排水ポンプやポンプカバー、E92-40はフィルターの汚れ・詰まりに関する表示例です。
表示体系は機種により異なります。E-Nr.が違う製品へ同じコードの意味をそのまま当てはめず、表示を写真に撮り、Bosch日本公式のマニュアル検索で使用中の機種の説明書を確認してください。
排水ホース・施工部は自分で本体を引き出して確認しない
E61-03では排水ホースの折れ曲がりや詰まりも確認対象ですが、ビルトイン食洗機の排水ホースは本体背面やキャビネット内部を通っています。見えないホースを確認するために、固定された本体を自分で引き出すことは避けてください。
新設・交換直後から残水がある、シンク側の排水も流れにくい、本体背面側の施工が疑われる場合は、設置した販売店・施工業者へ相談します。
やってはいけない対処
- 運転直後の高温な庫内へ手を入れ、フィルターや排水部を外す。
- 排水ポンプの羽根車をドライバーや金属棒で強く回す。
- ガラス片が疑われる場所へ素手で深く手を入れる。
- ビルトイン本体を自分で引き出し、排水ホースや配管を外す。
- 底板、ポンプ本体、内部ホース、配線、基板を分解する。
- 水漏れ、焦げ臭、煙、火花、異常発熱がある状態で運転を繰り返す。
修理を相談する目安
- プログラム終了後、毎回底部にまとまった水が残る。
- フィルターを清掃しても水位が下がらない。
- 取扱説明書どおりに排水ポンプ周辺を確認しても改善しない。
- E61-03、E61-02など排水に関する表示が再発する。
- 排水時に大きなうなり音・異音がする、または排水音がしない。
- 床やキャビネットへ水漏れする。
- 焦げ臭、煙、火花、異常発熱、ブレーカー作動を伴う。
Bosch日本公式では、故障が解消しない場合は自分で修理せず、販売店・指定サービス店・アフターサービスへ連絡するよう案内しています。修理相談時はE-Nr.、FD、Z-Nr.、表示コード、水が残る位置と量を伝えられるようにしてください。
よくある質問
Q.洗浄後に庫内の壁が濡れているのは故障ですか?
必ずしも故障ではありません。Bosch日本向け取扱説明書では、凝縮乾燥の原理により庫内壁へ水滴ができることは正常で、処置不要と案内されています。底部に水がたまっているかどうかを分けて確認してください。
Q.プログラム終了後に底へ水が残る場合、最初に何を見ればよいですか?
まずプログラムが本当に終了しているか確認し、その後にフィルターの汚れ・詰まりと正しい取り付けを確認します。改善しない場合は、E-Nr.対応の説明書に排水ポンプ清掃手順があるか確認してください。
Q.E61-03が出ています。排水ホースを自分で外してよいですか?
ビルトイン機の見えない配管や施工部を確認するために、本体を自分で引き出したりホースを外したりすることは避けてください。利用者が確認できる範囲を超える場合は、設置業者またはBoschアフターサービスへ相談してください。
Q.排水ポンプに異物があるようです。自分で取れますか?
使用中のE-Nr.の取扱説明書に利用者向け清掃手順が掲載されている場合は、その範囲だけ行えます。ガラス片など鋭い異物に注意し、ポンプ本体や配線を分解しないでください。
取扱説明書と公式情報の確認先
E-Nr.に対応する取扱説明書を優先する
Bosch食洗機は、製品シリーズや製造時期によって表示コード、フィルター構造、排水ポンプカバーの外し方が異なります。Bosch日本公式のマニュアル検索では、E-Nr.(機種名・品番)を入力して対応する取扱説明書を確認できます。
本記事ではSPI6ZDS006などの日本向け資料で確認できる代表的な内容を整理しています。実際の清掃、リセット、排水ポンプへのアクセスは、必ず使用中のE-Nr.に対応する説明書を優先してください。
修理相談前に準備する情報
- 機種名・E-Nr.
- FDナンバー、Z-Nr.
- 水が残る場所とおおよその量
- 庫内壁の水滴だけか、底部にたまった水か
- プログラムが最後まで終了しているか
- フィルターを清掃したか
- 排水ポンプ清掃を説明書どおり行ったか
- E61-03、E61-02、E92-40などの表示有無
- 排水時の音や異音の有無
- 床・キャビネットへの水漏れの有無
この記事はBosch日本公式サイト、日本向け取扱説明書の「機能障害」「排水ポンプを洗浄する」「故障を修理する」「洗浄結果」などの案内を優先して作成しています。型番や製造時期によって表示コード、排水構造、利用者が清掃できる範囲が異なります。実際の操作はE-Nr.に対応する取扱説明書を優先してください。水漏れ、焦げ臭、煙、火花、異常発熱など安全上の異常がある場合は、自己修理より使用中止と点検相談を優先します。
更新日:2026年9月26日
公式情報参照日:2026年9月26日
